このページでは、道路標識を紹介します。
この道路標識が、忘れてしまった交通ルールの代表格ではないでしょうか。
この道路標識はある程度息抜きをして覚えないと、実は意外とやっかいです。何故なら、道路標識の数がとても多いからです。
テストをすると、普段、毎日運転をしている様なドライバーさんですら、『こんな標識初めて知った』なんて事は日常茶飯事です。
運転から離れていたペーパードライバーさんが、突然全ての標識の意味を答えよっ!と言われても中々難しいでしょうし、また、その必要もありません。
勿論、全ての道路標識の意味を覚えておくのは良い事ですが、実際に設置されている道路標識は、地方や場所によって非常に“限定的”です。
誤解を恐れずに言えば、道路標識は『必要な標識だけ覚えておけばそれで良い』のです。
実際に “関東周辺” で “市街地をメイン” に走るペーパードライバーが必要になる道路標識をまとめました。
絶対に覚えてほしい道路標識と道路標識の傾向をまとめております。ご参考下さい。
絶対に覚えておきたい道路標識①_【一時停止】
これに関しては論を待ちません。
東西南北を問わず、最も多く出現する標識です。
一時停止 | 日本全国あらゆる場所で設置されています。 この道路標識がある場所では、必ず一時停止をして下さい。 |
絶対に覚えておきたい標識②_【進入禁止】
この道路標識も、とてもよくあります。
一方通行が多い都心部等では、相当数の道路標識が設置されています。
進入禁止 | 車両の進入を禁止する道路標識です。 初めての道で“解らずに進入”してしまう事”は、誰もが一度はやってしまうミスですが、この道路標識に気付かずに進入してしまうと、「正面衝突」の危険性があり大変危険です。 |
絶対に覚えておきたい標識③_【徐行】
大型の駐車場などでよくみかけます。
スピードを出すと危険な場所に設置されています。
徐行 | ゆっくりと進みなさい。という意味の道路標識です。 この道路標識がある場所では、スピードを出さないで、ゆっくり進みましょう。 |
絶対に覚えておきたい道路標識④_【通行止め系】
通行止めもよく設置されている類の道路標識です。
この道路標識を見落としたり、意味が判らず無視して進入してしまうと、違反になるばかりか事故の危険性も高まります。
赤で囲んであるのが特徴です。
通行止め | 文字通り「通行止め」の標識です。 様々な理由により、通行が制限されている場所に設置されています。 |
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車両通行止め | ||
2輪の自動車以外の自動車 通行止め |
類似の通行止めです。
恐らくですが、皆様にはあまり関係ないので、何となくでよいので覚えておいて下さい。
実際にこのような道路標識があった場合は、絵のイメージから判断しても、概ねは問題はありません。
車両(組み合わせ) 通行止め |
大型乗用自動車等 通行止め |
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大型貨物自動車等 通行止め |
2輪の自動車・原動機つき | ||
自動車以外の軽車両 通行止め |
自転車 通行止め |
絶対に覚えておきたい道路標識⑤_【一方通行】
一方通行も、そこら中に設置されている道路標識です。
うっかりが多く、知らない道だと、ベテランドライバーも見落としがちになってしまう道路標識です。
この標識があったら、その矢印の方向に進まなければなりません。
一方通行 | その名の通り、車両の通行を一定方向に制限する標識です。 |
色々な種類がありますが、兎に角、その方向に進めばよい。という事です。
各種の制限標識もご紹介しておきます。
指定方向外 進行禁止 |
指定方向外 進行禁止 |
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指定方向外 進行禁止 |
指定方向外 進行禁止 |
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指定方向外 進行禁止 |
指定方向外 進行禁止 |
絶対に覚えておきたい道路標識⑥_【駐(停)車禁止】
駐車禁止、停車禁止の道路標識です。
時間指定がある場合も多々あるので、標識をよく見てみましょう。
駐車禁止 | その名の通り、その場所への駐車(及び停車)を禁止する道路標識です。 左の標識は、それぞれ、8時から20時まで駐車(停車)を禁止します。という意味になります。 |
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駐停車禁止 |
絶対に覚えておきたい道路標識⑦_【指定走行禁止】
横断や転回等の、車両の走行に制限を設けている標識です。
車両横断 禁止 |
横断禁止は、簡単に言うと「右折禁止」となります。 例えばですが、右側にガソリンスタンドがあってそこに寄りたくでも、この標識がある右折出来ません。 厳密には、「対向車」のある道路を右折して横断する事を禁止します。 という意味になります。 |
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転回禁止 | Uターンしてはいけません。 という意味合いの標識です。 大きな道路で時々見かけます。 |
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追越しのための右側部分はみだし走行禁止 | 「白線をはみ出した追い越し」を禁止しています。 例えば、左側を走っている原付を、右側の線(中央線)を、はみ出して追い越したら違反となります。 現実的な解釈としては、 バイクがバイクを追い越す 車がバイクを追い越す バイクが車を追い越す 等の状況に制限をかけています。 |
絶対に覚えておきたい道路標識⑧_【各種制限】
馴染みのある道路標識です。
走行に関する様々な制限を設けている標識です。
最高速度 | 速度制限の道路標識です。 左の標識の場合、50キロ以上出してはいけません。という意味になります。 実際は殆ど守られておらず、単なるお題目となっています。 基本的に、守って罰を受ける事はありませんが、あまりタラタラ走っていると、“あおり” の対象となり、逆に危なくなってしまう場合もあります。 ケースバイケースとして捉えましょう。 (※)守らない事を推奨している訳ではありません。 |
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最低速度 | 左の標識の場合、最低30キロ以上で走りなさい。という意味の標識になります。 実際は殆ど見かける事はありません。 |
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高さ制限 | 高さ制限、横幅制限の標識です。 |
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最大幅 |
絶対に覚えておきたい道路標識⑨_【警戒標識】
注意を促すための標識です。
色々あるので、大まかに見ていただいて、それぞれの絵と意味のイメージの刷り合わせをしておいて下さい。
【市街地によくある警戒標識】
車線数 減少 |
この先の道で、車線数が減少するから気をつけて下さい。という意味の標識です。
この標識の場合、左車線が無くなります(=右側に寄っておいて下さい)という意味になります。 |
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幅員減少 | この先の道で、車幅(横幅)が狭くなるから気をつけて下さい。という意味の標識です。 道路状況に応じてスピードを落として走行しましょう。 |
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信号機 あり |
大きなカーブの直後に信号機が設置されている。 そんな状況の道路に設置されています。 赤信号に備えて、スピードを落としましょう。 |
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十形道路交差点あり | 右(左)方 屈曲あり |
右(左)背向 屈曲あり |
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ト形道路交差点あり | 右(左)方 屈折あり |
右(左)背向 屈折あり |
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Y形道路交差点あり | T形道路交差点あり | 右(左) つづら折りあり |
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ロータリーあり | 合流交通あり | 学校、幼稚園、保育園などあり | |||
踏切あり | 踏切あり | 道路工事中 |
【山道や峠道、高速道路によくある警戒標識】
横風注意 | 高速道路などでよく見かけます。 トンネルを抜けた直後は特に気をつけなければいけません。 |
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すべりやすい | 落石のおそれあり | 路面に凹凸あり | |||
上り急こう配あり | 下り急こう配あり | 動物が飛び出す恐れあり |
絶対に覚えておきたい道路標識⑩_【その他】
その他の標識です。
絵のイメージと意味を、何となく理解しておけば問題ありません。
中央線 | 時間帯によって、中央線が変わる場合などに設置されています。都心では意外と見かける標識です。 |
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時間制限 駐車区間 |
左の標識は、8時から20時までの間なら、駐車禁止区間であっても60分以内は駐車してもよい。という意味になります。 |
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優先道路 | 駐車可 | 横断歩道 | |||
自動車専用 | 停車可 | 横断歩道 | |||
自転車専用 | 停止線 | 横断歩道 自転車横断帯 |
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専用通行帯 | 進行方向別 通行区分 |
進行方向別 通行区分 |
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路線バス等 優先通行帯 |
進行方向別 通行区分 |
進行方向別 通行区分 |
道路標識は、この他にも沢山の種類があります。
もっともっと知りたい方は、下記リンクをご参考下さい。
《アイエスオーラボ》
http://iso-labo.com/labo/traffic_sign_j.html
とても見やすくまとめております。
《鹿沼見て歩き ぐるぐる・とちぎ見て歩き》
http://10.pro.tok2.com/~a11234842/koutuuhyousiki.html
一覧表示と簡単な意味が確認出来ます。
《国土交通省の道路標識一覧》
http://www.mlit.go.jp/road/sign/sign/douro/ichiran.pdf
少し見難いですが、最高の信用度です。
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ペーパードライバーの皆様は、是非ご参考下さい。
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ここまでお読み戴き誠にありがとうございます。
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