その他の重要な交通ルール①_【法定速度】
一般道路 | 60km |
高速道路 | 100km (最低速度は50km) |
その他の重要な交通ルール②_【車の停止距離】
計算式 | 空走距離+制動距離=停止距離 | |
空走距離 | 運転者が危険を感じてブレーキをかけ、ブレーキが効きはじめるまでに車が走る距離 | |
制動距離 | ブレーキが実際に効きはじめてから、車が停止するまでの距離 | |
停止距離 | 上の二つの合計 |
では、簡単に例を挙げて見ます。
車の性能やタイヤの状況、空走距離の判断力の差異等、様々な不確定要素があるので、あくまで平均から計算した一例ですが、参考になれば幸いです。
条件 | 空走距離 | 制動距離 | 停止距離 |
乾いた路面で60キロ走行した場合 | 12.5m | 20.2m | 32.7m |
乾いた路面で100キロ走行した場合 | 20.8m | 55.9m | 76.7m |
濡れた路面で60キロ走行した場合 | 12.5m | 78.3m | 90.8m |
濡れた路面で100キロ走行した場合 | 20.8m | 98.4m | 119.2m |
どんな状況でも対応出来る様に、車間距離を開けるのはとても良い事です。
正直、開けすぎでも良いくらいです。車両の流れを極端に阻害しなければ。
車間を開けるという事は、車両の流れを阻害している。という訳ではありません。
車両の流れを阻害せずに安全確保している行為なのです。
車間は堂々と開けましょう。
その他の重要な交通ルール③_【徐行について】
よく徐行と徐行と言いますが、徐行とはどのような運転でしょうか?
徐行についてまとめてみました。
【徐行の目安速度】
すぐ停止できるような速度(=10km以下の速度) |
徐行の標識がある場所 | ||
道路の曲がり角付近 | 左の状況は徐行(=10km以下の走行)と定義されていますが、道路状況(=車の流れ)を考える事も必要になる場合があります。 | |
上り坂の頂上付近 | ||
こう配の急な下り坂 | ||
左右の見通しがきかない交差点 | 【例外】 優先道路を走行している場合 |
優先道路走行は徐行しなくても良いとされてはいますが、優先・非優先に気付かず“速度を落とさず突っ込んでくる車”も稀にいるため、(優先道路=安全)ではなく、(優先道路≠安全)という認識でいた方が良いかと思います。 |
その他の重要な交通ルール④_【信号のない交差点を通行するとき】
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優先道路が指定されている交差点では、優先道路を通行する車両が優先されます。 | 道幅が異なる交差点では、幅が広い道路を進行する車両が優先されます。 | 道幅が同じような交差点では、左方からくる車が優先となります。 |
その他の重要な交通ルール⑤_【緊急自動車への対応】
交差点またはその付近 | 交差点を避けて道路の左端に寄って進路を譲る |
交差点またはその付近以外 | 道路の左端に寄って進路を譲る |
実際にはもう少し複雑な状況に出くわすと思います。
例えば、走行車線が2車線ある道路の左側にいた場合は左端に避けます。
しかし、右側にいた場合は、右側に避けなければいけない時もあります。
要は、そのおかれた状況の中で、緊急車両が安全に前に進むためにどうすればよいのか?を考えて運転すれば良いのです。
原則2点の決まりを頭に入れつつ、その時のベストな選択する。
それが実際のドライバーに求められる状況判断かもしれません。

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