ペーパードライバー克服っ!_まずはスタートさせてみよう

ペーパードライバーの方が最初にチャレンジするステージは、大抵の場合はご自宅の付近になるのではないでしょうか。
ご自宅の車庫及びその周辺が、広い場所や道路で、運転しやすい状況にあるならば、それはとてもラッキーな事です。
とてもスタートが楽になりますし、初めはご自宅の周辺をグルグル回るだけでも、大分違ってきます。

もしそうではない環境の方は、スタートが少し難しくなってしまいますね。
その場合は、出来ればご家族やご友人、ペーパードライバースクールの教習員に頼んで、広い場所に連れて行ってもらって、そこからスタートしましょう。

ちなみに、オートマチック車における事故の約50%は発進時と言われています。
ペダルの踏み間違いや操作ミス、確認不足に気を付けて、慎重に発進しましょう。

車の運転は、どこまで言っても慣れと感覚です。
慣れてしまえば、どなたでも必ず運転できるようになります。

“できる” “やれる” を合言葉に、下記のトレーニングメソッドに挑戦してみてください。

トレーニング①_発進と停止

まずは広い駐車場等で、発進と停止を練習してみましょう。
車の運転は、下記の3点に集約されます。
●アクセルを踏む
●ブレーキを踏む
●ハンドルを動かす
3つの内の2つの感覚を、まずは掴んでみましょう。

やり方は言うまでもありませんね。
アクセルを踏んで、ある程度の速度が出たら、ブレーキをかけるだけです。

加速する際の、適切なアクセルペダルの感覚
減速する際の、適切なブレーキペダルの感覚


この2点を掴んだら、次のステップに進みましょう。


トレーニング②_ハンドリング

次のステップはハンドリングです。
実際には、トレーニング①との組み合わせになるかとは思います。同じく広い場所でハンドリングの感覚を掴んでください。

まずは、きちんとしたハンドリングを学びましょう。
教習所の教習を覚えていらっしゃいますでしょうか?
教習所では、10時10分の位置。と教えられたかと思います。
当然、それはそれで間違いではなく一つの理想です。ですので、基本的には10時10分を意識して戴いても良いのですが、女性やご年配の方の腕力を考慮すると、9時15分の方が疲れにくく運転しやすいかと思います。
9時15分の位置には、親指をかける隙間があるので、自然に添える事が出来ると思います。

それでは、ハンドリングの基本です。
ペーパードライバーの方は比較的、ハンドルに掴まってしまう傾向があります。
ハンドルを自分が操るのに、「しがみつく」様に運転したら、上手くいく訳がありません。
ハンドルは、手の平で少し “押しながら持つ” 感覚で運転すると、正確に操作する事が出来ます。慣れるまでは少し違和感があるかもしれませんが、慣れてしまえばとても運転しやすく感じると思います。

次に、ハンドルを切り方です。ハンドルを切るとき、
左に回す(曲がる)時は、右手を上にして、右手で操作しましょう
右に回す(曲がる)時は、左手を上にして、左手で操作しましょう


更に大きく切る時は、下記の通り操作しましょう。


            

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